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代用品が見つかるもの 置き換えられない気持ち 1月稽古4日目

久しぶりに夜通し仕事をした。朝、チームメンバと今日の仕事の流れをMessengerで確認してから、いったん仮眠。日差しの中眠りにつくのは、ちょっと幸せ。すぐ起きなきゃいけないのが頭をひきずられるように辛い。

出社してからは、打ち合わせ用の資料作成と仕様にあった設計の試作品をがしがし作る。コマンドを打ち込むときが無心になれて結構楽しい。

今日は稽古のタイムテーブルが予め出されていて。自分の役が出るのは本当に細切れ。ただ、道具を使ったシーンで動きが決まっていなかった箇所の段取りを決めたり、ダイナミックな動きと台詞のやりとりが重要なシーンを返したりしていた。そんな時の自分は、プロンプを飛ばしたり、タイムテーブルに沿って稽古の順番を待っている他の役者の自主稽古のお手伝いをしたり、していた。

本番まで2ヶ月を切った状態でこう思うのもなんだけど。稽古に集中は必要だ。集中が切れていれば、再度集中できるように意識する。そして稽古では探るのではなく、考え探った結果を提示して演出家にジャッジしてもらう場にしたい。と、私が考えている。
稽古の段取りとか順番とか。少し整理したほうが、集中ややる気が切れないのではないだろうかと、思った。

稽古後半、主宰が新しい台本を持って登場。早速読み合わせ、そして軽く立ちでやってみる。
だんだんクライマックスに進んでいく。どのような状態からどこへ自分の役は流れていくのか。自分では送れない人生を役と共に歩んでいるようで、面白い。

稽古後、サイゼリアで数名と御飯・・・の予定が満席のため近くの笑笑へ。軽く飲んで、軽く食べて。朝まで新年会の時につけられたあだ名で呼ばれて、相手をあだ名で呼んで。
ここまで面白い役者と見慣れない芝居の構造と素敵な劇場が揃ったからには。役者の力量でもっと芝居を面白くしよう。もっと高みを目指そう。そんな話が飛び交う。舞台美術や大道具や、それらが揃うまでの稽古を、どんな代用品で置き換えられるかとか。

真面目な話をつきつめていったら、帰る時には酔っ払っていた。やれやれ。
by zabakaraqujila | 2007-01-09 23:52 | 見学者-004-【次の出発】