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天狗の煮卵にあう酒は キャットボイス稽古場ログ 11/07

■今日は自主稽古の日。名前の通り、演出家は来ないが自分たちで稽古をする日。

■大崎駅で下車。乗り換えで使う事はあっても下車はあまりない。新鮮な気持ちで、よく知らない風景の中を歩く。

■今日の稽古場は、初めて使う部屋で。心地よく広く。心地よく古く。良い感じ。アクティングエリアを実寸でとっても、まだ机がおける程広い。

■ぼちぼち人数が集まったところで、今日の稽古の出席者で自分がやりたいシーンを立候して、進めていく。自主稽古に来た人や、早めに来た人が自分がやりたい・不安なシーンを進められる。回数をこなしていくと身についてくるものがあるのだ。

■自分でもひょいっと思いついてやってみたら、あたりだったかもしれない遊びが出来たのが収穫。、演出家が見てくれる稽古の時に、こういうのを集めて持って行きたい。

■自分の役作りのやり方に、アドバイスを貰う。うん、うん、分かるんだよ。でもそれってすごく不安なんだ。でもその不安ごと不安定に遊べる体にするのが今回の公演の自分の目標だから。台本に沿わない箇所があっても、今は探ってみようかと腹を決める。もちろん事前に演出家と共演者にはお願いしてみるが。

■大崎駅まで帰る途中、子猫の一群に遭遇する。一群なんですよ、5匹以上は確実にいた。そして人なつっこい。手をぐーにして差し出してみると、何を握っているのか興味津々な黒い子猫が近寄ってくる。毛並みもやわらかそうだし、誰かにかわいがられている野良なのだなー。共演者は「かわいー!」と言いながら突進して、猫を怖がらせていた。彼女の愛情表現に少し不安を感じた。

■まっすぐ帰る予定だったのに、何人かで五反田で飲んだ。天狗の煮卵はとても美味しい。今日はビールに加え、熱燗を少したしなんでみる。ああ、この酒が恋しくなる季節になったのだと改めて気づく。
by zabakaraqujila | 2006-11-07 23:51 | 【演劇】芝居夜話